マグネットやリレーの接点が溶着する電流値について

有限会社 桃園電設

  リレーの接点やマグネットの接点が溶着する電流値を調べました。ただ、かなり限定された条件のみです。
 溶着するパターンとして、
1.定格以上の電流を流す又はサージ対策をせず直流電流を流し、開閉を何度も行うと接点からアークが出て、このアークで溶着を起こすパターン
2.接点がONしている状態で過電流を流す。この時の接点の接触抵抗の加熱により、溶着を起こすパターン

 一般的に溶着を起こすのは1のパターン(やはり頻度が高いのは直流電流のON・OFFらしいです。Ldi/dtでOFF時に配線のL分でサ−ジ電圧が発生し、接点でアークをとばす状態。CRスナバやバリスタなどで対策すればOK!)らしいのですが、これは接点の劣化具合によって大きく変動するため、データを出すことができないとメーカから言われました。よって、2のパターンのみ回答がありました。ただし、新品の状態での実験結果だそうです。接点が劣化した条件ではもっと悪くなるそうです。

 ずばり、2の条件で、接点の定格電流値の13倍以上の電流が流れたとき、接点が溶着する可能性がある。

が回答でした。

 リレーが溶着した場合、各接点は独立していることが多いので、接点の溶着に気づきにくいと思います。リレーの種類によっては各接点が連動している種類もあるそうですが、高価になるそうです。
 マグネットは各接点が連動しているので、飛び出し部分を目視すれば(OFFなのに飛び出していないなら)溶着しているかどうか気づきやすいと思います。

 溶着しているかどうか、点検を定期的に行うのであれば、マグネットの方がわかりやすいと思います。